Decoration(デコレーション)

デコレーションスケジュール

お召し上がり・ご提供前日

キャドルタイプは必要な分だけ土台をカットし、残りは密閉して冷凍保管。固くてカットしにくいときは冷蔵庫または常温に数分~数十分おいてからカットしてください。

冷凍のケーキ土台にナパージュまたはグラサージュでデコレーションします。においや乾燥、水滴の付着を防ぐため、カバーをして冷蔵庫で一晩解凍してください。

お召し上がり・ご提供当日

・生クリームを絞ってデコレーション
・フルーツをトッピング
・マカロン、オーナメントをトッピング
など、最終デコレーションをご提供直前に施します。

※フルーツやクリームを長く乗せておくと、乾燥や風味の低下、離水につながりますのでご注意ください。

デコレーションのポイント

1.ナパージュの使用法

(解凍・溶解)

常温で解凍します。ナパージュを容器にあけ、全体を均一に一度混ぜます。

※ナパージュ(レッド・マンゴー・抹茶)は解凍後、下記のグラサージュと同様に、湯せんまたはレンジで加熱し、液状に溶かしてから使用してください。
冷めるとまた固形化してくるのですぐに使用します。

(土台の準備)

ケーキの土台を好みの大きさにカットし、冷凍のまま仕上げる時は、上面の霜をキッチンペーパーなどで十分にはらっておきます。
長時間常温に置くと水滴がついてくるので、すぐにナパージュをかけるか、冷凍庫に戻すように。水滴がついたら同様にペーパーをあてて取り除いておきます。

※キャドルタイプは冷蔵解凍後でもナパージュをかけることが出来ます。その際は水滴を十分キッチンペーパー等で取り除くようにしてください。

(コーティング)

ナパージュを適量のせ、パレットで塗り広げて上面を覆ってください。

※アントルメタイプにナパージュ(レッド・マンゴー・抹茶)をコーティングする場合

ストーン型のムースまたはドーム型のムースを冷凍したまま網の上にのせ、ペーパーで霜をはらいます。溶かしたナパージュを真ん中から一気にかけ、網ごと軽く振動を与えて余分なナパージュを落とします。そのままナパージュが自然に流れ落ちるままにします。

下に垂れたナパージュを網ですりきり、そっと土台やトレー、皿に移動します。冷蔵解凍後フルーツなどをトッピングします。

※たっぷりと一気に流しかけると、勢いよく流れ落ちてまんべんなくコーティングできます。
※ナパージュ(レッド・マンゴー・抹茶)は冷たい土台にかけるとすぐ固形化してくるので、手早く作業してください。二度がけするとムラができたり、美しくカバーできなくなるので注意してください。

MOVIE

2.グラサージュ・ショコラの使用方法

(解凍・溶解)

グラサージュを常温で解凍します。
グラサージュをボウルにあけ、湯せんにかけます。電子レンジで溶かすことも可能です(加熱し過ぎに注意してください)。全体を均一に混ぜ、完全に液状になるまで溶かしてください。

ナパージュのかけ方の項を参照に、土台の霜を取り、溶かしたグラサージュを一気に流しかけます。

すぐにパレットで塗り広げます。

グラサージュ類は冷たい土台にかけるとすぐ固形化してくるので、手早く作業してください。
二度がけするとムラができたり、美しくカバーできなくなるので注意してください。
ケーキをカットするときは、一度冷蔵庫でグラサージュを冷やし固めてからがおすすめです。

*アントルメタイプにグラサージュをコーティングする場合

ストーン型のムースまたはドーム型のムースを冷凍したまま網の上にのせ、ペーパーで霜をはらいます。溶かしたグラサージュを真ん中から一気にかけ、グラサージュが自然に流れ落ちるままにします。

下に垂れたグラサージュを網ですりきり、そっと土台やトレー、皿に移動します。冷蔵解凍後チョコ飾りなどをトッピングします。

※たっぷりと一気に流しかけると、勢いよく流れ落ちてまんべんなくコーティングできます。
※グラサージュ類は冷たい土台にかけるとすぐ固形化してくるので、手早く作業してください。二度がけするとムラができたり、美しくカバーできなくなるので注意してください。

*アントルメタイプにグラサージュをマーブル状にコーティングする場合

グラサージュ・ノワールとグラサージュ・ブランをそれぞれ液状に溶かします。小さいボウルにグラサージュ・ノワールを一部入れ、その上からグラサージュ・ブランを適量落としておきます。

ストーン型のムースまたはドーム型のムースを冷凍したまま網の上にのせ、ペーパーで霜をはらいます。まずグラサージュ・ノワールだけを真ん中から一気にかけ全体をコーティングします。3~4秒経ったら2色ミックスのグラサージュを上から一気に流しかけます。

下に垂れたグラサージュを網ですりきり、そっと土台やトレー、皿に移動します。冷蔵解凍後チョコ飾りなどをトッピングします。

※2色ミックスのグラサージュのかけ方や量によって、様々なマーブル模様の表現ができます。グラサージュ・ノワールをかけた後すぐに2色ミックスのグラサージュをかけると模様ごとほぼ流れ落ちてしまうので、グラサージュ・ノワールが少し流れ落ちたところで(3~4秒おいてから)、続いてミックスのグラサージュをかけるとうまくいきます。
※グラサージュ類は冷たい土台にかけるとすぐ固形化してくるので、手早く作業してください。二度がけするとムラができたり、美しくカバーできなくなるので注意してください。

参考:グラサージュ・ブランとグラサージュ・ブラン(ピンク)をマーブル状にコーティングしたデザイン

MOVIE

3.模様の入れ方例

ナパージュにマーブル模様をつける

粉末状のインスタントコーヒーをごく少量の水で溶き、濃いコーヒーペーストを作ります。ケーキ土台にナパージュ(クリア)を塗り広げ、さらに少量のコーヒーペーストをパレットで数か所のせ、軽くこするようにして塗り広げ、適宜模様にします。

グラサージュにライン模様を入れる

グラサージュを2色用意し、どちらも液状に溶かしておきます。模様用のグラサージュをビニール製の絞り袋に入れ、先を細くカットしておきます。
もう1色でケーキ土台を全体コーティングしたらすぐに模様用のグラサージュでラインを描きます。
模様用のグラサージュのかけ方や量によって、様々なライン模様の表現ができます。

4.フルーツ、マカロンなどトッピングのアドバイス

フルーツやマカロンをトッピングするときは大きいパーツからのせます。そのあとバランスを見て小さめなパーツでバランスをとるときれいに見えます。

また平面的でなく、ケーキの上に立てたり差したりなど立体感を出すようにするとボリューム感が出ます。ナパージュやグラサージュ、クリームに軽く押し付けるように固定します。
フルーツやトッピングをのせて長く置くと乾燥や風味の低下、離水につながりますので、ご提供直前に施すのがおすすめです。

5.キャドルタイプのケーキを切り分けるアドバイス

キャドルタイプは必要な分だけ土台をカットし、残りは密閉して冷凍保管。固くてカットしにくいときは冷蔵庫または常温に数分~数十分おいてからカットしてください。

上記を参照してナパージュやグラサージュで仕上げたのち、カットします。カットは完全に解凍してからでも可能ですが、半解凍くらいのほうがきれいにカットしやすいです。
ナイフをガス台の火で軽くあぶるか(あぶりすぎに注意)湯で温めたのちにケーキをカット、一度ペーパーなどでナイフをきれいに拭ってから再び温め、カットしていくようにします。

6.クリームを絞るときのアドバイス

生クリーム(乳脂肪分35~47%)を絞ってデコレーションするときは、好みで8~10%の砂糖を加えて甘みをつけます。8分立てに泡立て(ツノがピンと立つ程度)、好みの口金をつけた絞り袋に入れて絞ります。

クリームを絞ってから長く置くと、乾燥や風味の低下、離水につながりますので、ご提供直前に施すのがおすすめです。